当記事は公開されてから 1 年以上経過している記事です。
「Cloudflare Pages を使ってみる」の改善提案など気軽にご協力いただければ幸いです。
Issue はこちらでよろしくお願いします:
Cloudflare Pages を使う
Cloudflare Pages を使う機会があったので簡単に書いた。
具体的には静的サイト (SSG) として運用を目指した。
デプロイ方法は Netlify や Vercel と同じ要領で進められる。
気になるのは下記 3 点ほど。
- プロダクション環境のデプロイがデフォルト
- プレビュー環境のデプロイへのアクセスは現時点で無し (近く公開予定)
- ビルド時間で Vercel に軍配
暫し待つばかり。
3 つ目のビルド時間は想定外。
同じタイミングでビルドがスタートするも、さぞキャッシュが効いていないかのような挙動。
Google Domains でドメインを管理する
デプロイを終えまず方針として当ブログ webneko.dev
と同じく Cloudflare Pages に乗せるドメインは Google Domains で管理したい。
その中でネームサーバは Cloudflare のものを利用する。
先日 Netlify に乗せるドメインを Google Domains で管理する話を書いた。
こちらも参考にしながら進めれば良さそうです。
A / CNAME レコードを設定する
Cloudflare は IP アドレス 172.217.5.78
を返す。
その上で A レコードに加え Google Domains 固有の DNS レコードを設定する。
- A レコードの IP アドレスに
172.217.5.78
を設定する - CNAME レコードにベンダー固有の DNS レコード
ghs.googlehosted.com
を設定する
リポジトリとの繋ぎ込みを設定する
デプロイ済のリポジトリに カスタムドメイン
タブが存在するので、そこでカスタムドメインを設定する。
ファンクション利用も 😲
Cloudflare Workers を使えば可能なようですが、今回静的サイト (SSG) の利用につきまたどこかで。
その他
下記含め無料でできてしまう辺り Netlify や Vercel と同じくらい使い勝手は良かったです。
- SSL/TLS 有効化
- DNSSEC (DNS レスポンスが偽造されるのを保護してくれる)
最後に
近く実現が予定されていることを除けば、ビルド時間が気になるくらいでした。
ビルドするだけならお金はかからないこと、まだβ版であることを考え暫くは Vercel と一緒に様子を見ていきたい次第です。